三宅一生さんのお話
昨日、Eテレで[国立デザイン美術館をつくる会]の
第1回公開シンポジウムを視ました。

この会は2012年の9月に発足。
発起人はデザイナーの三宅一生さんと、国立西洋美術館長の青柳正規さん。
シンポジウムは11月に開催されたものでした。
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各界ののデザイナーやアーティストによって、
「デザイン美術館の在り方」を模索する、意見交換が活発に行われました。

つきつめると「デザインとは何か?」というレベルの話になり、
総意をまとめあげるのは、なかなか難しい作業になりそうです。
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三宅一生さんは、危機感をもっていると話しました。
「自分が関わって布づくりをしていた、ある地方の機屋。
徐々に廃業し、一軒になってしまった。
デザインはデザイナーだけがするのでは無い。
素材を作れる職人が居なければ、デザインは成り立たない。
デザイン美術館が、そういう(手仕事)に、光を当てる場になれば・・」
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ミナペルホネンの皆川明さんは、自分が手掛けている布の
織り機の映像を見せながら話しました。
「もっと高速の織り機で織るのが普通だが、この布はとても低速で織っている。
経済効率をはずして考えることも、モノづくり、デザインには必要なのでは?」

手織の布、またはそれに近い布を、
妥協せずに自分のプロダクトに取り込んできた御二人だからこそ、
手に近い素材の持つ力を痛感しているのが伝わり、感銘をうけました。

話合いを重ね、模索の中から、美術館のあるべき姿が浮かび上がるのではないでしょうか。
第2回の公開シンポジウムがまさに今日、仙台で開催中だそうです。
今後も(国立デザイン美術館)に、関心を寄せていきたいと思います。

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by teorimonogatari | 2013-04-21 14:08 | 感想雑記 | Comments(0)
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