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ちょっと、集中。
 自分の制作です。
 週末、ようやく、整経にこぎつけました。
 ムラにしないように、集中した作業になりました。
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 今回は、密度の高い布にするつもりなので、自分史上、最多の経糸本数です。
 しかも、丁寧に糸替えしたかったので、小枠は四個のみ。押さえに、小鉢を載せています。
 いやはや、思っていたより大変で、二日がかりになってしまいました。
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 この布には、ドラム式の整経の方が合っているなあ。今後、頻繁に織るのなら、必要ですね。
 ドラム整経機積立、しなくては・・・。
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 粗筬通しで、このレベルです。 一目に引き込み八本。
 
 頑張ります!

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by teorimonogatari | 2012-10-29 20:59 | 制作 | Comments(0)
紡毛糸の魅力
 別府もここ数日、寒くなってきました。
 そろそろウールの季節です。
 先日、教室の皆さんと一緒に注文した、〝スコッティッシュヤーン タリフ″さんの糸が届きました。
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 タリフさんの糸は、ちょっと硬めの印象の、機械紡績の紡毛糸です。
 糸のラインナップは、マフラー用の双糸と、服地等に向く単糸の二種類。
 紡績時の油分を含んでいて、毛羽立ちにくく、単糸でも切れずに織り進めることが出来ます。
 適度な密度で織った後、縮絨仕上げを施すと、驚くほどふっくらと、好ましい風合いに。
 縮絨で紡毛糸の良さは引き出されます。
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 教室を始めたころ、良い紡毛糸が見つからず、困っていたことがありました。
 手紡ぎ糸で、すべて織ることが出来れば良いのですが、様々な技法を学びたいときは、糸作りだけに、多くの時間を割くことができない人もいます。
 市販の梳毛糸は、一見柔らかく肌触りも良いのですが、弾力や、ふくらみには欠け、縮絨効果はあまり期待できません。梳毛糸はむしろ縮絨で、滑らかな風合いが落ちてしまうケースも多いのです。
 使い込むことで風合いを増す、手織の「ぽくっ」とした質感を求めるなら、やはり紡毛糸が適しています。
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 5年ほど前に、タリフさんの糸を取り寄せて、初めて見た時、すぐに「この糸だ!」と感じました。学生のときに精練、染色をして使っていた、硬めの紡毛糸にとても良く似た質感だったのです。
 何色かの原毛をミックスして紡ぎ出した、深みのある色も魅力でした。

 
 教室の皆さんも、タリフさんの糸が大好きです。
 今年も沢山」のウール作品が生まれることでしょう。


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by teorimonogatari | 2012-10-24 23:12 | ものづくり情報 | Comments(0)
大切な、サンプル作り。
 水曜日のクラスで、Aさんは、裂き布の経糸を機掛けしています。
 撚りも掛けないで、あえてテープ状で巻き取り中。
 試行錯誤しながらの作業です。
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 緯糸も裂き布にして、変わり織で、凹凸感のある布になる予定。
 ダイナミックな、ファイバーワークといえる作品になりそうです。
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 Fさんは、いろいろな技法を入れながら、麻の暖簾を制作中です。
 織成、浮き織、縫い取り織など、模様を入れる技法を組み合わせています。
 技法のサンプルとしても活用できる良い作品です。
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 実用的な作品作りは、もちろん楽しいのですが、
 永く手織を続けたいと思っている方には、
 資料として活用できるサンプルの制作を、お奨めしています。
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 サンプル作りは、自分の〝手織の引出″を増やす事につながります。
 失敗も含めて、自分の引出を沢山つくっておけば、教室に通えなくなった時も、
 自宅で楽しみながら、手織りを続けて行くことができると思います。
〝長く織を続けられる力を付けて欲しい。″
 指導しながら、いつも私が心がけていることです。


 
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by teorimonogatari | 2012-10-20 20:18 | 教室 | Comments(0)
混浴温泉世界2012
 糸染、糊付けがようやく終わり、現在、糸巻きの日々に突入中です。
 齢のせいか(?)長時間正座の作業はきついので、かせ掛けと座車を椅子に乗せて、自分も椅子に座って巻いています。なかなか楽ちんで良い具合です。
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 さて、昼休みにちょっと作業を中断し、別府市で開催中の
 〝別府現代芸術フェスティバル2012「混浴温泉世界」(10月6日~12月2日)″を観てきました。

 三年に一度開催されるアートフェスティバルで、世界的に活躍するアーティストが別府を訪れ、その場所のためだけの作品を制作します。
 全部で8つのプロジェクトが有り、廣瀬智央氏による〝PROJECT01”が私の工房の近くの浜脇界隈で展開中なのです。これは観に行かない手はありません。
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 まず最初は、東蓮田温泉前の縁台のような物体。
むむむ・・・使えそうなアート。おっちゃん達が涼んだり、将棋を指したり出来そうです・・・。

 そして元遊郭だった建物の中庭のしつらい。この庭は普段は公開していません。渋い石灯篭。カボスの鉢も置いてあります。
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 山手の高台に在る長覚寺。ここにもカボスの鉢。眺望もアートの一部なのですね。
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 そして、最後に〝浜脇の長屋″へ。此処には、建築と融合したインスタレーションが。
ある意味、一番解りやすく、鑑賞しやすいかも。神秘的です。
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 以上の4か所をひっくるめたものが〝PROJECT01”なのです。

 馴染みのある地域なので、プロジェクトを巡ることで「日常の中の非日常」を、リアルに感じることが出来たように思います。
 会場ボランティアの方のお話によると、10月末頃NHK〝日曜美術館″アートシーンのコーナーで紹介されるそうです。

 別府は今、現代芸術に触れる体験が満載です。2000円のパスポートで8つのプロジェクトに参加できます。(個別鑑賞券500円も有ります。)
 詳しくはホームページでご確認を。
 インスパイアされたところで・・・私も織をがんばろう!


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by teorimonogatari | 2012-10-19 00:50 | 感想雑記 | Comments(0)
ワークショップ
 大分県立芸術会館地域巡回展〝おおいたコレクション―きもの美人画と杵築の美術―”が、10月10(水)~10月21日(日)きつき城下町資料館で開催中です。
 今日は、この催しに連動する形で、裂き織りのワークショップがあり、お手伝いに行ってきました。会場の資料館は、立派な建物で、杵築城を望むロケーションも素晴らしい所でした。
 
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 参加者は約20人。2時間という限られた時間でしたが、充実したワークとなりました。最初に〝裂き織り″についてのお話を少しさせていただいて・・・さあ、織り始めましょう!

 段ボール織機の、慣れない綜絖の操作に、最初は皆さん戸惑っていたようですが・・・コツをつかんでくると、自分らしい作品が、次第に出来てきました!
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 ポッパナのきれいな色も、制作意欲をかきたてるようです。「次は緑のポッパナをください!」と、追加で、緯糸のポッパナを取りに来る人も沢山いました。

 時間の関係で、端を糊付けして経糸を切り、機からはずします。経糸を結んで房にすると、完成です。
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 少しですが、手織の素材、麻、わた、ウールなども展示して、見てもらいました。手織に興味を持つきっかけになれば良いなあと思っています。
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 「ちょっと難かしかったけど、おもしろかった。」という、帰り際の男の子のつぶやきが、嬉しく、ほっとしました。


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by teorimonogatari | 2012-10-14 21:54 | ものづくり情報 | Comments(0)
まだまだ続く、糸染の日々
  別府は、気持ちの良い日が続いています。
 今週は、糸染、ワークショップの準備など、ちょっと忙しく過ごしていました。
 ブログがきっかけで、見学の方も来てくださいました。ありがとうございます!
 
 糸染は今、淡色染の真っ最中。
 そんな時に活躍するのが、この化石のような上皿天秤。今時、超アナログなのです。
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  学生の時に八千円ぐらいで買ったもので、使い続けて〇〇年。
 化学染料や媒染の時には必ず。天然染料でも、少量の時や、淡色の時は使っています。
 分銅を用いたり、メモリを合わせるなど面倒ですが、慣れてしまえば、楽しい作業です。
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 でも実は、某染料店のバーゲンのカタログが来るたびに、「今度こそ高精度の電子秤に買い替えよう。」と、いつも価格表と、にらめっこ。でも、その二万円程という価格と、まだ十分使えるアナログなハカリを天秤に掛けると(笑)購入に踏み切れない私なのです。

 さて、昨日はお昼に糸染を中断して、大分市のシーサイド・モール〝かんたんサーカス″に、友人と出かけました。
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 ”風の散歩道”というおしゃれなガーデニングショップに、週一回車で販売に来る、美味しいパン屋さんがお目当。少し待ちましたが、パンを買って、店内のカフェで、さっそくイートイン。どれも、体に良い素材にこだわって作っているそうで、期待以上の美味しさでした。またぜひ買いに行きたい!
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 とても良い気分転換になって、午後の糸染は、サクサクはかどりました。
誘ってくれた、友人に感謝です!


 
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by teorimonogatari | 2012-10-12 21:17 | 制作 | Comments(2)
マネキン
 会期は明日までになってしまいましたが、”高岡2012クラフト展”のお話です。
 富山県高岡市は金属工芸が有名な土地です。
 手織りをする方には、あまり馴染みが無いかもしれませんが、このクラフト展は長く継続しているメジャーな物の一つと言えます。
 今年グランプリをとったのは、”マネキン~ hiraku~" 金属のトルソのようなマネキンです。
 実はこのマネキン、私の友人、滋賀県在住の手織り作家が企画した作品なのです。
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 マフラーやストールなどの”まきもの”を作る手織作家なら、誰でも悩んだことがあると思います。
 陶器や木工などの立体のクラフトと違い、布はそれ自身に形がないので、展示の時どうしても存在感がうすくなる。
 どうしたら素材を生かし、手に取ってもらえる様な、インパクトのある展示ができるのだろう?

 ずっと、身に着ける手織りの商品にこだわり、制作を続けてきた、友人のそうした思いが、金属のクラフトマンとのコラボレーションにつながり、このマネキンは生まれました。
 布の作家の感性と、金属の作家の技術が化学反応をおこし、グランプリに輝いたのだと思います。

 画像を載せるのは控えますので、こんな制作秘話を心にとめつつ、”高岡2012クラフト展”のホームページで見ていただけると嬉しいです。


 さて、別府市の”ギャラリー&カフェ・ピアノ”で開催中の”アトリエ・タビーキャット手織作品展”も、いよいよ明日8日までになりました。
 まだ行かれてない方は、ぜひお運びください。詳しくは9月22日のブログをご覧ください。


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by teorimonogatari | 2012-10-07 20:43 | ものづくり情報 | Comments(0)
“向日葵のタペストリー”
 夜クラスのAさんは、お母様と二人で通って来てくれています。
体調が優れない日もある中、粘り強く制作を重ねて、今週〝向日葵のタペストリー”が織り上がりました!
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 技法は綴れ織りとノッティングを併用。Aさんの描いた原画を生かして、あえてラフに仕上げています。

 一番の見せ場は、ノッティングで表現した種の部分。様々な色と素材の糸を、経糸に結びつけています。
ボリュームも充分。複雑な色合いが、なかなかの存在感です。背景のオレンジや花びらの黄色が映えて、元気カラーの好きな、Aさんらしい作品になりました。
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 さらに、ステッチやアップリケなど、フリーテクニックをプラスして完成させる予定です。

 Yさんは”二重柄織りのマフラー”に挑戦中です。
 テキストなどを見ただけでは、なかなか解りづらいのが、この技法。
 教室で手掛ける中でも、ちょっと難しい課題の一つです。
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 Yさんも、最初は四苦八苦していましたが、今では慣れて、すいすい織り進めています。経糸の開口も上手に できていますね。
 表がベージュ、裏が茶色で、四角の構成によるパターンが織りだされています。少し厚手になるので、幅は細めに。完成が楽しみですね。
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by teorimonogatari | 2012-10-05 23:25 | 教室 | Comments(0)
はじめて使ってみたら・・・
 今度、こども向けのワークショップのお手伝いをすることになりました。
 主催側の希望で、内容は“裂き織り”。
 数年前にも、一度担当しました。その時は時間がたっぷりあったので、段ボール製織機に経糸を掛けるところからスタート。持参してきたハギレを裂いて、緯糸にするところも、全部こども達にしてもらいました。

 でも、今回は所要時間は二時間。裂き布をつくっている時間はとれません。さてどうしよう?
 「裂き布を、先生(私のことです)のほうで用意していただけますか?」
 「そうですねえ・・・(沢山つくるのはたいへんだな~)」
 「材料費は、ありますよ。」
 「!」
 ならば、“ポッパナ”を使ってみようということになり、トイカ社のポッパナを取り寄せてみました。
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 織りに携わって〇〇年経ちますが、ポッパナを使ってみるのは実は初めて。
 使ってみて思ったこと。「ごめんなさい。ポッパナさん。あなたを、見くびっていました。」
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 なかなか良い素材なのです。密に織られた布は張りがあるけれど、適度に柔らかさもあります。
 切りっぱなしでも、簡単にはほつれてこないのもマル。太さももちろん均一です。
 バイアスになっているので、伸縮性があり、織ったものも固くなりすぎません。自分でつくる裂き布とは、別物だな、という感触です。
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 裂き織りを気軽に楽しむための、お手軽素材程度に考えていた私は、目からウロコでした。
 確かに、フルで使えば材料費がかさみますが、上手にポイント使いすれば、何か面白いものが織れそうな気がします。色もきれいですし、こども達が喜んでくれたら良いなと思っています。小管に巻いて、手で通してもらうことにしました。
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 何事も思い込みはいけませんね。
 認識を新たにした次第です。

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by teorimonogatari | 2012-10-02 22:42 | ものづくり情報 | Comments(0)