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セイヨウイラクサの緊急信号
 録画してあった、日曜美術館『アートと音楽~新な共感覚をもとめて』を観ました。
 
 
 
 互いに密接な関係を持ちながら、進化してきた音楽とビジュアルアート。
 20世紀初頭で言うならば、カンディンスキーやクレーのの仕事などがその例。
 聴覚と視覚を横断することで可能となる表現の試みは、その後も様々なアーティストによって行われています。

 
 
 難しいことを抜きにしても、音楽を聴いて感動した時に、「この想いを織物に表現したい。」と思うことと同じですよね。
 

 番組は坂本龍一氏と日比野克彦氏をナビゲーターに
 東京都現代美術館で開催中の同展を紹介。インスパイアされる作品ばかりでした。

 特に、私の(織オタク・アンテナ)にビビッときたのが
 クリスティーネ・エドルンドの『セイヨウイラクサの緊急信号』です。
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 ひとつのイラクサが蝶の幼虫に食べられると、緊急信号を出す。
 他のイラクサはその信号をキャッチし、根に栄養を蓄える。
 これは、その信号を視覚化した楽譜だそう。色も美しく、一見イラストっぽい作品です。
 展示室には、信号を音声化したものが流れています。
 
 
 
 イラクサは昔から織物や編物の材料にしてきた植物です。
 番組では実際のイラクサの映像も紹介。葉の形などは、からむし(苧麻)にそっくり。
 茎の部分には沢山の棘があり、繊維を採るのは大変な作業です。
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 アンデルセン童話(白鳥の王子)のクライマックス。
 末娘の姫がイラクサで上着を織り(編み?)、魔法で白鳥に変えられた兄達に上着を着せ掛けると、魔法が解けて人間に戻り、めでたし、めでたし。
 
 手が傷だらけになりながらも懸命に織り(編み)続けるというくだりは、
 子供ながらに可哀そうだなあと思いました。

 以前自宅でからむしの畑を作っていましたが、
 刈取りして繊維を採る時、ひょっとして、
 からむしも緊急信号をだしていたのかもしれませんね・・・
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by teorimonogatari | 2013-01-26 08:54 | 感想雑記 | Comments(0)
やっぱりウール
 別府も寒い日が続いています。
 こんな時は、やっぱりウールに触りたくなりますね。
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 Yさんは絣に染まったウールで、ストールの整経をしています。
 昨シーズンは、縞と組み合わせたのですが、
 今回は絣糸だけで整経。綾織でシンプルに織る予定です。
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 Aさんは、井桁のポンチョを織りはじめました。
 単糸の細いウール。引き込みは1センチに10本。
 細いウールで柔らかく織るのは、結構難しいもの。
 張り手を使った方が良いかもしれませんね。
 深い赤と辛子色で良い感じです。

 アッシュフォード、テーブルルーム用の
 追加綜絖キットが届きました。
 Tさんは、これまで4枚綜絖で制作をしてきましたが、
 そろそろ6枚、8枚使用する組織に挑戦しても良い時期。
 そこで8枚に変更できるキットを取り寄せました。
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 今日、私と一緒に組み立てる予定です。
 その様子も今度紹介しましょう。
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by teorimonogatari | 2013-01-18 12:34 | 教室 | Comments(0)
シャガールのタピスリー展
 シャガールのタピスリー展が 東京渋谷の松濤(しょうとう)美術館で開催中です。
 1月27日(日)まで。昨年末、NHK日曜美術館のアートシーンでも取り上げていたようですね。

 サブタイトル:マルク・シャガールとイベット・コキール=プランス
                 二つの才能が織りなすシンフォニー

 イベット・コキール=プランスは精緻な技術と感性で、シャガールの絵画を原画とした、タピスリー(タペストリー)を制作しました。シャガールが信頼し、タペストリーの制作を任せた唯一の工芸家です。あまり知られていない、彼女のタペストリーに光を当てた今回の企画は、とても興味深いものです。

 私は〇〇年まえ、富山の高岡市美術館のシャガール展でイベットのタペストリーを三点みました。当時、高三だった私は(汗)、織りの知識は皆無だったのですが、タペストリーを近くで見て、驚愕しました。  シャガールの細かい筆先のタッチが、見事に再現されていたのです!同時に、絵画そっくりのタペストリーを作ることの意味とは何か?と疑問を持ったのを憶えています。(今は、その意義を理解しているつもりですが。)
 
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 そしてその3か月後、私は大学の工芸デザインを受験します。
 面接の時に、染織、陶芸、金工など、素材の志望動機を訊かれました。
 「昔から織機にたいして憧れがあり、糸も好きで、ぜひ織りをやってみたい。」
 試験官の反応がイマイチだったので、言葉を続けました。
 「先日シャガール展で、シャガールの絵画を忠実に再現したタペストリーを観ました。織物でこんな表現ができるのかと驚き、さらに興味が湧きました。」

 このとっさの一言が、合否に影響したかどうかは「?」ですが、イベットのタペストリーには、こんな個人的な思い出も有り、紹介したくなりました。

 綴れ織りがお好きな方は、必見だと思います。お近くの方はぜひ!
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by teorimonogatari | 2013-01-11 21:51 | 感想雑記 | Comments(0)
「きのえいぬ」
 今年は、1月8日から教室が始まりました。
 年末、年始の様子を、皆さんで楽しくおしゃべりしながら、作業開始です。
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 Aさんは、帽子が大好きなので(今日も被っています。)
 帽子屋さんの福袋を買ったそうなのですが、
 中身は「はずれ」だったそうです。年配のご婦人風のニット帽が多かったとのこと。残念!

 Yさんはタータンチェックの配色を考えています。
 お友達に「ブラックウオッチのようなチェック」をリクエストされたそうです。
 うーん、チェックはホントに奥が深いですね。
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 Mさんの色糸効果が、もう少しで織上がります。
 次は応用として千鳥格子のマフラーを入れましょう。
 来週糸を選びましょうね。
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 私は、今月から、ガス屋さんに貰ったカレンダーに、自分の織った長さを記録することにしました。
 見ると、8日の日付の下に、「きのえいぬ(甲戌)」という平仮名が。
 私は、脳が勝手に変換したらしく、「きぬのいえ(絹の家)」と読んでしまいました・・・。
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 また、織りオタクがでてしまった・・・いや、病気でしょうか・・・。
 干支入りの日付のカレンダーって珍しいですよね?
 
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by teorimonogatari | 2013-01-10 00:12 | 教室 | Comments(0)
「バリィさん」と「今治タオル」
  明けましておめでとうございます!
  今年もよろしくお願い致します。
  みなさんはお正月をどこで過ごされたでしょうか?

 私は香川県の親戚を訪れるべく、フェリーで四国に渡りました。
  愛媛から入り、車で高速道を移動します。
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  軽食やお土産が割と充実しているのでいつも立ち寄るのが、石鎚山サービスエリアです。
  約一年ぶりに訪れてみると、全面改修したようでさらにグレードアップしていました。

  見つけました。バリィさん!
  2012年のゆるキャラ選手権で一位になったんですよね。
  昨年は有ったのかなあ?次男がお土産に買い求めていました。
  隣のタルトくんの存在感がやや希薄になったようなきがします。
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  ここのショップには今治タオルのタオルスカーフも置いているので
  いつもチェックしているのですが、タオルコーナーもかなり様変わりしていました。
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  〝無印良品″のような、デザイン性の高いパッケージに入り、本のようにディスプレイされています。
  展示品を触ってみると、糸は良質の超長綿。スーピマ綿でしょうか?
  カラーバリエーションの豊富さにも驚きました。
  どうやらあのユニクロも手掛けている、佐藤可士和氏が〝今治タオル″のプロデュ―スをしているらしい。
  他のタオルとの差別化を図り、今治ブランドの確立を進めているようです。
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  なるほど。スタイリッシュなわけです。
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  価格の面などは、手織りで太刀打ちするのはキビシイのですが、
  プレゼンテーションの仕方などは、ぜひ参考にしたいなあと思いました。
  足を止めて買い求める人もかなりいました。
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  ハンドタオルでこんな物も。
  愛媛特産のミカンを模したモノ。
  可愛いです。
  
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by teorimonogatari | 2013-01-06 01:06 | 感想雑記 | Comments(0)