フィンランド展 in 長崎県美術館
 各地を巡回している「 フィンランドの くらしとデザイン ―ムーミンが住む森の生活 」展が、やっと九州にやってきました。
 長崎県美術館で開催中です。会期は12月24日(月祝)まで。
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 内覧会を紹介した新聞記事のphtoです。
 マリメッコ的な(?)きれいなテキスタイルが目に飛び込んできました。
 19世紀末から現代に至る、絵画やデザイン、 トーベ・ヤンソンの原画など、約350点を展示。
 フィンランドの森に迷い込んで、ぜひ文化を体感したいものです。
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 私が特に観たいのは、フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」の展示。
 「古事記」のようなもので(ちょっと違うかな?)壮大な神々のストーリー。
 絵画やパネルで、解りやすく紹介してあるそうです。

 興味を持ったきっかけは、フィンランドの作曲家シベリウスが「カレワラ」をモチーフに作曲した、交響的幻想曲「ポホヨラの娘」を、ラジオで聴いたこと。ラジオの解説者は、曲のストーリーについて、こんな話しをしていました。
 
 

一人の勇者が旅の途中で、虹に腰掛け、金の糸で布を織る娘に恋をする。
 娘は三つの無理難題を提示して、クリアすれば結婚しても良いと言う。(まるで、かぐや姫!)
 二つはクリアするが、三つ目の「糸車のかけらで船を作れ」という難題に、勇者は失敗し、怪我までしてしまう。傷心の勇者はあきらめて去って行く。

 

  なんとも、不思議なストーリー。織オタクの私などは、すっかり心惹かれてしまったわけです。まあ、この話は「カレワラ」のほんの一部分なのですが・・・
 シベリウスの曲も、壮大で幻想的な曲です。

 ちょっと脱線しましたが、クリスマス時期に観るには、本当に、ぴったりの展覧会ではないでしょうか。
親子で楽しめそうですね。


 ワークショップや講演会もあるようです。
 
 お奨めなのは〝ピルタナウハ織″のワークショップ。
 小さな織機を使って、オリジナルの飾り紐を作ります。
 12月1日(土)に、二回実施。対象中学生以上。
 ハガキ・fax・E.mailによる事前申し込みが必要です。締切は11月10日(必着)
 
 詳細は長崎県美術館のホームページで確認してくださいね。



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# by teorimonogatari | 2012-11-01 22:10 | 感想雑記 | Comments(0)
ちょっと、集中。
 自分の制作です。
 週末、ようやく、整経にこぎつけました。
 ムラにしないように、集中した作業になりました。
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 今回は、密度の高い布にするつもりなので、自分史上、最多の経糸本数です。
 しかも、丁寧に糸替えしたかったので、小枠は四個のみ。押さえに、小鉢を載せています。
 いやはや、思っていたより大変で、二日がかりになってしまいました。
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 この布には、ドラム式の整経の方が合っているなあ。今後、頻繁に織るのなら、必要ですね。
 ドラム整経機積立、しなくては・・・。
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 粗筬通しで、このレベルです。 一目に引き込み八本。
 
 頑張ります!

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# by teorimonogatari | 2012-10-29 20:59 | 制作 | Comments(0)
紡毛糸の魅力
 別府もここ数日、寒くなってきました。
 そろそろウールの季節です。
 先日、教室の皆さんと一緒に注文した、〝スコッティッシュヤーン タリフ″さんの糸が届きました。
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 タリフさんの糸は、ちょっと硬めの印象の、機械紡績の紡毛糸です。
 糸のラインナップは、マフラー用の双糸と、服地等に向く単糸の二種類。
 紡績時の油分を含んでいて、毛羽立ちにくく、単糸でも切れずに織り進めることが出来ます。
 適度な密度で織った後、縮絨仕上げを施すと、驚くほどふっくらと、好ましい風合いに。
 縮絨で紡毛糸の良さは引き出されます。
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 教室を始めたころ、良い紡毛糸が見つからず、困っていたことがありました。
 手紡ぎ糸で、すべて織ることが出来れば良いのですが、様々な技法を学びたいときは、糸作りだけに、多くの時間を割くことができない人もいます。
 市販の梳毛糸は、一見柔らかく肌触りも良いのですが、弾力や、ふくらみには欠け、縮絨効果はあまり期待できません。梳毛糸はむしろ縮絨で、滑らかな風合いが落ちてしまうケースも多いのです。
 使い込むことで風合いを増す、手織の「ぽくっ」とした質感を求めるなら、やはり紡毛糸が適しています。
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 5年ほど前に、タリフさんの糸を取り寄せて、初めて見た時、すぐに「この糸だ!」と感じました。学生のときに精練、染色をして使っていた、硬めの紡毛糸にとても良く似た質感だったのです。
 何色かの原毛をミックスして紡ぎ出した、深みのある色も魅力でした。

 
 教室の皆さんも、タリフさんの糸が大好きです。
 今年も沢山」のウール作品が生まれることでしょう。


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# by teorimonogatari | 2012-10-24 23:12 | ものづくり情報 | Comments(0)
大切な、サンプル作り。
 水曜日のクラスで、Aさんは、裂き布の経糸を機掛けしています。
 撚りも掛けないで、あえてテープ状で巻き取り中。
 試行錯誤しながらの作業です。
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 緯糸も裂き布にして、変わり織で、凹凸感のある布になる予定。
 ダイナミックな、ファイバーワークといえる作品になりそうです。
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 Fさんは、いろいろな技法を入れながら、麻の暖簾を制作中です。
 織成、浮き織、縫い取り織など、模様を入れる技法を組み合わせています。
 技法のサンプルとしても活用できる良い作品です。
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 実用的な作品作りは、もちろん楽しいのですが、
 永く手織を続けたいと思っている方には、
 資料として活用できるサンプルの制作を、お奨めしています。
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 サンプル作りは、自分の〝手織の引出″を増やす事につながります。
 失敗も含めて、自分の引出を沢山つくっておけば、教室に通えなくなった時も、
 自宅で楽しみながら、手織りを続けて行くことができると思います。
〝長く織を続けられる力を付けて欲しい。″
 指導しながら、いつも私が心がけていることです。


 
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# by teorimonogatari | 2012-10-20 20:18 | 教室 | Comments(0)
混浴温泉世界2012
 糸染、糊付けがようやく終わり、現在、糸巻きの日々に突入中です。
 齢のせいか(?)長時間正座の作業はきついので、かせ掛けと座車を椅子に乗せて、自分も椅子に座って巻いています。なかなか楽ちんで良い具合です。
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 さて、昼休みにちょっと作業を中断し、別府市で開催中の
 〝別府現代芸術フェスティバル2012「混浴温泉世界」(10月6日~12月2日)″を観てきました。

 三年に一度開催されるアートフェスティバルで、世界的に活躍するアーティストが別府を訪れ、その場所のためだけの作品を制作します。
 全部で8つのプロジェクトが有り、廣瀬智央氏による〝PROJECT01”が私の工房の近くの浜脇界隈で展開中なのです。これは観に行かない手はありません。
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 まず最初は、東蓮田温泉前の縁台のような物体。
むむむ・・・使えそうなアート。おっちゃん達が涼んだり、将棋を指したり出来そうです・・・。

 そして元遊郭だった建物の中庭のしつらい。この庭は普段は公開していません。渋い石灯篭。カボスの鉢も置いてあります。
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 山手の高台に在る長覚寺。ここにもカボスの鉢。眺望もアートの一部なのですね。
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 そして、最後に〝浜脇の長屋″へ。此処には、建築と融合したインスタレーションが。
ある意味、一番解りやすく、鑑賞しやすいかも。神秘的です。
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 以上の4か所をひっくるめたものが〝PROJECT01”なのです。

 馴染みのある地域なので、プロジェクトを巡ることで「日常の中の非日常」を、リアルに感じることが出来たように思います。
 会場ボランティアの方のお話によると、10月末頃NHK〝日曜美術館″アートシーンのコーナーで紹介されるそうです。

 別府は今、現代芸術に触れる体験が満載です。2000円のパスポートで8つのプロジェクトに参加できます。(個別鑑賞券500円も有ります。)
 詳しくはホームページでご確認を。
 インスパイアされたところで・・・私も織をがんばろう!


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# by teorimonogatari | 2012-10-19 00:50 | 感想雑記 | Comments(0)