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紡毛糸の魅力
 別府もここ数日、寒くなってきました。
 そろそろウールの季節です。
 先日、教室の皆さんと一緒に注文した、〝スコッティッシュヤーン タリフ″さんの糸が届きました。
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 タリフさんの糸は、ちょっと硬めの印象の、機械紡績の紡毛糸です。
 糸のラインナップは、マフラー用の双糸と、服地等に向く単糸の二種類。
 紡績時の油分を含んでいて、毛羽立ちにくく、単糸でも切れずに織り進めることが出来ます。
 適度な密度で織った後、縮絨仕上げを施すと、驚くほどふっくらと、好ましい風合いに。
 縮絨で紡毛糸の良さは引き出されます。
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 教室を始めたころ、良い紡毛糸が見つからず、困っていたことがありました。
 手紡ぎ糸で、すべて織ることが出来れば良いのですが、様々な技法を学びたいときは、糸作りだけに、多くの時間を割くことができない人もいます。
 市販の梳毛糸は、一見柔らかく肌触りも良いのですが、弾力や、ふくらみには欠け、縮絨効果はあまり期待できません。梳毛糸はむしろ縮絨で、滑らかな風合いが落ちてしまうケースも多いのです。
 使い込むことで風合いを増す、手織の「ぽくっ」とした質感を求めるなら、やはり紡毛糸が適しています。
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 5年ほど前に、タリフさんの糸を取り寄せて、初めて見た時、すぐに「この糸だ!」と感じました。学生のときに精練、染色をして使っていた、硬めの紡毛糸にとても良く似た質感だったのです。
 何色かの原毛をミックスして紡ぎ出した、深みのある色も魅力でした。

 
 教室の皆さんも、タリフさんの糸が大好きです。
 今年も沢山」のウール作品が生まれることでしょう。


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by teorimonogatari | 2012-10-24 23:12 | ものづくり情報 | Comments(0)
糸の専門家
 今朝、西銘通商さんから、綿糸のサンプルが届きました。(富春館でお願いしていたものです。)

 細番手の見本が三種類。
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 繊度、繊維長、などは、それぞれ微妙に違います。
 ルーペで覗いてみると、どれもスーピマよりは甘撚りで、ぬめりが勝っているように感じました。
 まあ、あくまでも私の感触ですが・・・。
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 参考資料も、添付してくださいました。
 綿糸の選択の幅も広いものだなあと実感。
 求めている布味が出せる糸を、ぜひ見つけたいと思っています。

 いつもお世話になっている、絹糸の(下村ねん糸)さんからもお知らせが届きました。
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   ”第4回染織の素材展+染織作品展+染織道具展”
   (まつもとクラフトピクニック11thと同時開催)
     日時:2012年10月13日(土)・14(日)9時~18時
     会場:信州/松本 中町蔵の会館(中町・蔵シック館)
     問い合わせ:クラフトピクニック・・・クラフトステーション
             ℡0263-34-6557

 そして、偶然なのですが、西銘通商さんと下村ねん糸さんのレクチャーがあります。
     10月13日(土)
         17:00~ 西銘通商 : 麻のおはなし・・・苧麻について
         18:00~下村ねん糸 : 繭、絹糸、道具のお話

 詳しくは、クラフトステーションに問い合わせを。
 お二人は、糸の専門家。
 近くの方はお話が聴ける良い機会ですね。

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by teorimonogatari | 2012-09-29 16:19 | ものづくり情報 | Comments(0)
綿糸の精練
 紆余曲折のサンプル作りが終わり、布の方向性がようやく決まりました。
 
 昨日はまず 本番の経糸用のエジプト綿双糸を 精練することに。
糸に付いている不純物、紡績時に用いられた油やでんぷん等を取り除きます。
 
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 前にも触れましたが、綿で織るのは久しぶり。
したがって綿の精練も超久しぶりなのです。学生の時以来かもしれません。
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 今回の精練はいたって普通です。木灰などでは無く ソーダ系の助剤を使う方法で行います。
 タンクに糸を投入し ガスにかけ温度を上げていきます。
 この時 タンクから漂う 独特の匂い?香り?が私は好きです。
 香ばしいような・・・、ちょっとお米を炊くときの香りに似ているような・・・
 なんだかガブガブ飲みたくなっちゃったりして。

 もちろん そんなことは出来ませんけどね。

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    順調にいくと 液はどんどん茶褐色に変わっていきます。

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by teorimonogatari | 2012-08-27 23:17 | 制作 | Comments(0)