「幸せの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」

大分市のシネマ5に
久しぶりに映画を観に出かけました。
「幸せの絵の具　愛を描く人　モード・ルイス」
カナダで最も有名フォークアート画家
モード・ルイスの実話を描いた映画です。
リウマチの持病をもちながら
湧き出るままに絵をかきつづけたモード。

以前観た、アメリカの詩人エミリ・ディキンソンと同様に、

1900年代初頭のカナダにおいても
女性が自分の好きなことで自己表現をすることは
認められるものではなかったようです。
モードは自活するために家政婦の職を得、
エベレットというパートナーと出会います。
最初は粗暴な面も見せるエベレットですが
モードの絵が「売れる＝収入になる」ことをきっかけに
モードの絵を描く環境を整え
次第にモードへの尊敬を見せるようになっていきます。
楽しく、いやされる・・という単純な映画ではありませんが
見終わったあとに暖かいものが　じんわりと残りました。
サリー・ホーキンスとイーサン・ホークの名演が光ます。
シネマ5のカフェコーナーで
モードのミニギャラリーが。
私は、この鹿の絵がお気に入りです。



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