「いにしえの色、千年の色」
8月3日の金曜日から
大分市では月遅れの七夕まつり(旧暦にしたがって)が始りました。
猛暑の中ですが歩行者天国など、街中で様々なイベントが行われ
盛り上がりを見せています。

さて今日4日は OPAM(大分県立美術館)に於いて
染色史家、染色家の𠮷岡幸雄氏の
お話とワークショップがあり
私も参加してきました。
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[染司よしおか]で染められた
糸や布も展示され間近に拝見できます。
当たり前ですが、まったく染むらも無く、
強くて深い色あいは、やはり素晴らしいです。
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今回は講座の時間が「三時間」と比較的余裕があったので
草木染めのお話と同時進行で
苅安での絹布の染色も行われました。
↑画像で実演しているはOPAMのスタッフの方です。
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低温でゆっくりと浸染。
媒染と染色を三回繰り返して。
急いで乾かし、参加者はハギレをお土産に頂いちゃいました。

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様々な染色材料も展示。

また、身近な染色材料として
柿渋を使った型染めの実演も。
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OPAMの教育普及課の方たちと、先生のコラボによる
実験的な試みが面白いです。

𠮷岡先生の染色のお話は 果てしなく広く深いので
軽々に一部分を切り取ることはできませんが
今回印象に残ったのは
「染料、媒染材料などの素材を、今はなんとか繋いでいるが、いつ無くなってもおかしくない状況。」
 と話されたこと。
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技法も素材も、一度絶たれてしまうと、再び取り戻すことは困難であると・・・
𠮷岡先生はこうした使命感に突き動かされて 活動していらっしゃるということを
改めて感じることができました。

日本人が いにしえから繋いできた千年の色を
大切にしなくてはいけませんね。
難しいことですが、さらに千年繋いでいけるように・・・。

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by teorimonogatari | 2018-08-04 23:16 | 学びの場 | Comments(2)
Commented by atelier-hinagiku at 2018-08-05 21:27
アトリエひなぎくです。

素敵!!
3時間もだなんて贅沢すぎる~
わたしも参加したかったです。
OPAMの方はほんといい仕事しますね。
福岡市美術館に連れてきたいもんです。

重ねて染められた濃い草木染めの布が素晴らしいです。
モチベーションが上がる記事をいつもありがとうございます。
Commented by teorimonogatari at 2018-08-05 23:21
「色をめぐる7つのお話」という連続レクチャーの一回目が
吉岡先生だったんです。
実は締め切り間際に知り、慌てて申し込みました。(汗)
OPAMの「教育普及」から、他の内容一覧がみられますので
チェックしてみてください。私もどれか参加しようかな?と
思案中です。
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