手織のでてくる物語り
 子供向けの織のワークショップをお手伝いすることがあります。
 
 〝織物と編物の違い″について、子供たちに話すのですが、
 一緒に参加されているお母さん達も、案外知らない方が多いようです。

 私の子供時代は、手編みをするお母さん、おばあちゃんも多くて、古くなったセーターをほどいて、糸を湯のしして、編み直すなんてことは良くありました(齢がわかる・・・)。今は、家庭で物づくりに触れることは少なくなりましたから、ワークショップなどに積極的に参加するのは、とても良いことだと思います。
 
 物づくりが盛り込まれた、絵本やお話を読むことも、子供たちにとって良いですね。私は手織がでてくるお話が大好きでした。今織りを続けているのも、子供の頃の、そうした記憶に根差しているのかもしれません。
 
 というわけで、手織りのでてくる絵本を紹介しましょう。(笑)
 
 
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〝アンナの赤いオーバー″ 評論社 
 
 クリスマスシーズンに、ぴったりの絵本。舞台は、第二次世界大戦後間もない東欧か、北欧の街。(ポーランドか何処かでしょうか?)少女アンナの青いオーバーは、すりきれ、小さくなり、新しいオーバーが必要に。アンナのお母さんは、家に残っていた、時計、食器などを御礼に、おひゃくしょうさん、糸紡ぎのおばあさん、機屋さんなど、いろいろな人の力を借ります。新しいオーバーは出来上がるのでしょうか?実話に基づいた文章も絵も良く、大人の鑑賞にも堪える絵本です。
 

 「あれっ?」と思うのは、織り機の描き方。・・・筬はあるのに綜絖がない?
 良く見てみると、あえて描いていないのかもしれません。
 綜絖を省略したほうが、アンナと機屋の女性のアイコンタクトが描きやすかったのかも。
 子供たちにとっては、織り機の構造よりも、アンナの表情のほうが大事ですものね!

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 クリスマスシーズンには、店頭で見かけることも多い本ですが、
 大抵の図書館に蔵書されていると思いますよ。
 ちなみに私は、別府市立図書館で借りてきました。


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# by teorimonogatari | 2012-11-21 21:59 | 感想雑記 | Comments(0)
ログウッドによる染色
  Sさんと、Kさんのかねてからからリクエストで、
先週の火曜日クラスで、草木染めのミニ講座を開きました。
 御二人は、草木染めは全く初めてということなので、
基本的な、煮出しと染色がしっかり学べるように、材料は、ログウッドを選択。
 
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 作業は午前10:30からスタート。お昼までに4回煮だし、染色浴をつくります。
煮出している間、お二人は積極的に質問。ノートもしっかり取っていました。
 
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 赤色の煮だし液に不思議そう。
 「こんな赤も良いですね。」
 「この色には定着しないんですよ。」
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 糸は二種類のシルク。あらかじめ水につけておきました。
 午後から染色、媒染と、作業が続きました。

 すみません。時間がタイトで、染色に集中するあまり、
 この後、写真を撮るのを、すっかり忘れてしまいました・・・
 とても楽しい作業だっただけに、 トホホ・・・です。

 今回御二人には、染色の工程も、さることながら、
 糸の扱い方を特に丁寧にお話しました。
 洗う、 しぼる、はたく。こうした作業の中で、糸扱いをおろそかにすると、
 その後の、糸巻き、整経などで大苦戦することになりますからね。

 二日後、Kさんが、自宅で陰干し、乾燥させた糸を持って来てくださいました。
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 右がアルミ、左が錫による媒染です。

 濃色にそまりましたね。やっと写真をパチリ!




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# by teorimonogatari | 2012-11-18 22:48 | 教室 | Comments(0)
ノートに向かう一時
今日の教室は、組織やデザインの計画を立てている人が多かったようです。
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 Tさんは、タペストリー。
 最初に表現したいイメージが明確にあって、そこから、素材、技法を考えています。
 技法はオーバーショットを選択。
 実物大で製図をしています。
 来週、緯糸を染めることになりました。 
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 Fさんは初めてのラーヌ織のサンプル。
 色鉛筆を使い、しっかり計画を立てています。
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 少し織ってみると、色のイメージが違った・・・とのこと。
 色相を変えてみるそうです。 
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 実際に糸に触る前の、こうした準備は、とても大切なのですが、
 「早く織りたい!」という気持ちが強いと
 つい、おろそかになりがちです。
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なるべく、じっくり練って、作業に入ると、
 納得できる布になりますね。
 
 ノートに向かって集中している皆さんの様子を側で見ていると
 「すばらしいなあ。」と思います。 
 
 なにかを創り出す意欲に満ちていて、
 〝素敵な目″をしているのです。


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# by teorimonogatari | 2012-11-16 22:01 | 教室 | Comments(0)
ワークショップ 『湯の花媒染による草木染め』
 10月6日からはじまった“ベップ・アートマンス2012”も、残すところあと半月。
 工房の近くでも、マップや、(下の写真の)ガイドブックを片手に、アート散策をしている人々を良く見かけます。
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 「project01の東蓮田温泉は、あっちですよ。」と、道を教えてあげたい気もするのですが、「まてよ・・・探して、たどり着くことも含めてアートなんだから・・・」などと、自分に言い聞かせて、見て見ぬふりをしている私です。

 この“ベップ・アートマンス”の催しの一つでもある、別府らしい「染色のワークショップ」のお知らせが届きました。
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 『湯の花媒染による草木染め』
 
 身近な植物で、深みのある色を染めてみませんか?
 
 今回は「葛の葉」と「タマネギの外皮」を染料として用いたストール染めの体験を行います。
 手順を追ってしっかり説明いたしますので、染色をするのが初めてという方もご安心ください。
 また、3日間同会場2階にて、天然染料で染めた作品の展示と販売も行います。
 入場無料ですので、お気軽にご来場ください。
 
 日時: 11月23日 10:00~12:00.  14:00~16:00
        24日 10:00~12:00
      (各回の内容はすべて同じです。1回につき定員は6名です。)
 
 場所: 佐藤渓美術館 (前、聴潮閣高橋記念館) 別館

 参加費: 3500円 
 
 持ち物: エプロン、 手拭きタオル

 ●問い合わせ・お申込み●
  別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」実行委員会
  ℡ 0977-22-3560
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 草木染め作品の展示、販売は、入場無料。
 ワークショップの実施者は、以前「天然染料会議」で講演会をされた、大分大学の都甲先生の研究室の学生さん達です。
 草木染めでも、湯の花を媒染剤として使ったことがある人は、あまりいないのではないでしょうか。貴重な機会だと思います。お近くの方は、体験してみませんか?


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# by teorimonogatari | 2012-11-14 00:37 | 学びの場 | Comments(0)
面白いテクスチャー
機掛けで苦労していた、Aさんの作品が、織りあがりました!
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 織り始めてからは、案外スムーズで、経ての開口も良く、早々に機から降ろすことができました。
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 経、緯ともに裂き布を使い、ざっくりと立体的な作品。
 面白いテクスチャーですね。
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 素材と技法の選択が、大切だなあと、あらためて感じさせてくれる作品です。

 
 私は、週末を利用して、機掛け作業をしています。
 もみじ狩りの誘惑と、戦いながら・・・
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 経糸の巻き取り。
 クマクラ織り機さんの、千巻き台を使っています。
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 そして綜絖通し。地道にがんばるのみです。


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# by teorimonogatari | 2012-11-10 19:15 | 教室 | Comments(0)